125ANNIVERSARYMESSAGE

125周年事業に関するご挨拶

京都大学医学部附属病院は、明治32(1899)年12月に開所され、令和6(2024)年12月で創設125周年を迎えます。
その間、日本のそして世界の最先端の医療を担う病院としてたゆまず歩んできました。

京都大学医学部附属病院の基本理念は
・患者中心の開かれた病院として、安全で質の高い医療を提供する。
・新しい医療の開発と実践を通して、社会に貢献する。
・専門家としての責任と使命を自覚し、人間性豊かな医療人を育成する。
です。

近年、平成22(2010)年の積貞棟(がん病棟)竣工をはじめ、平成25(2013)年に策定された施設マスタープランに基づき、病院全体の再整備が進められ、南病棟(生活習慣病病棟)、中病棟(高度急性期病棟)、次世代医療・iPS細胞治療研究センター(Ki-CONNECT)の竣工、北病棟、中央診療棟の改修により、より安全で質の高い医療を提供する体制が整いました。

新しい医療の開発に関しては、ご存じのように、山中伸弥先生、本庶佑先生の二人のノーベル賞受賞者が開かれた新たな医療分野(iPS細胞、がん免疫療法)を、それぞれiPS細胞研究所(CiRA)、医学研究科附属がん免疫総合研究センター(CCII)と協力して推し進めています。また、それ以外にも、がん・移植・免疫・神経疾患・生活習慣病等の様々な分野で世界をリードする臨床・研究を展開しています。

現在の京大病院は、世界に発信する高度先進医療と地域に根差した高度急性期医療を両輪として推進しています。来年迎える125周年を機に、これまでの京大病院の歩みを振り返るとともに、これから100年後の京大病院のあるべき姿を新たに描きたいと考えております。
是非、未来に向けてご支援を頂ければ幸甚に存じます。

令和5(2023)年10月
京都大学医学部附属病院長 髙折 晃史