125ANNIVERSARYDONATION

京都大学医学部附属病院 開設125周年記念事業募金

京都大学医学部附属病院は、1899(明治32)年12月11日に開設し、2024(令和6)年12月に開設125周年を迎えます。
京都帝国大学医科大学附属医院として診療を開始し、1949(昭和24)年には、京都大学医学部附属病院に改称、その後も、多くの診療科をはじめ様々なセンターなどの設置により発展を遂げ、高度先進医療と高度急性期医療を担う病院として、我が国に留まらず国際社会に貢献を続けているものと自負しております。

これまでの間、当院は、大学病院の使命である「診療・教育・研究」に関する3つの基本理念「患者中心の開かれた病院として、安全で質の高い医療を提供する」「新しい医療の開発と実践を通して、社会に貢献する」「専門家としての責任と使命を自覚し、人間性豊かな医療人を育成する」を軸として、患者さんの求める「希望となる新たな医療の開発と実践」に取り組んでまいりました。これらの理念のもと、ここまで発展・挑戦を続けることができましたのも、ひとえに皆様のご理解とご支援の賜物と存じております。

2024(令和6)年に開設125周年を迎えるにあたり、当院のますますの発展に向けて記念事業を企画しております。

  1. 開設125周年記念式典、記念講演会の実施
  2. 125年の歩みを記録した125年史の発行
  3. 地域に根差した病院としての活動(市民公開講座の開催、オープンホスピタルの実施)
  4. 積貞棟と外来診療棟の改修などによる医療機能の強化
  5. 医療サービスの向上につながる医療従事者の働き方にマッチした院内保育所の整備
  6. 先進的医療機器の導入や老朽化した医療機器の更新
  7. 当院のみならず関係医療機関も交えた医療人育成のためのシミュレーターの購入等

これらの記念事業を通して、これまで積み重ねてきた歴史をひもときつつ、革新的な医療開発に取り組み、地域医療の強化に寄与する京大病院のあるべき姿を目指し、皆様のご支援を賜りながら、進化し続ける病院でありたいと考えております。

「世界に発信できる画期的な臨床研究を」
「最新の先進医療をひとりでも多くの患者さんに」
「地域の医療機関と連携して最善の地域医療を」

これらの目標をこれまで以上に高い水準で叶え、患者さんのために全力を尽くし、安全で安心のできる質の高い医療をお届けしていく所存です。
本事業の趣旨にご理解いただき、一層のご支援をお願い申し上げます。

京都大学医学部附属病院長 髙折晃史